【ストーリー】第四章 第1話 荒野の転移調律師②【セレスアルカ】
ユーグ副団長、イェガーになって準備はバッチリです!
お仕事あれば何でも申し付け下さいっす!
荒野のロクスポータルのルチアさんの頼みを聞いてくればいいんすね。
了解っす。
さて、橋を渡るっす!
ん?どちら様っすか?
もしかして、ユーグ副団長の知り合いのルチアさんっすか?
え?ルチアさんって機械何ですか?
人間にしか見えないっす?
ここで話すのもあれなんで、お先にどうぞ。
(サイズは人間だけどメッチャ重そうっすね。)
じゃあ、自分も渡るっす!
ん?ルチアさんの悲鳴!
待ってるっす!
大丈夫っすか?
大丈夫じゃなさそうっすね!
今、助けるっす!
ていっ!
おりゃ!
成敗!
大丈夫っすか?
いえいえ、市民を守るのが自分の仕事っすから。
モンスター凶暴化問題が
ルチアさんも同じ機械(マシーナ)だから
ちょっと人間型モンスターが暴れるのが嫌なんすね。
しかも、昔は人間の都合で作っていた
スラッグ量産型が人間の都合で
この場に捨てられて、ずっと自己修復しているんすね。
その、複雑な心境、察するに余りあるっす。
その気持ちもユーグ副団長に伝えるっす。
じゃあ、行ってくるっす!
ユーグ副団長ー!
報告っす!
第四章 王都 第1話 荒野の転移調律師②
完