【ストーリー】第四章 第5話 遺物の受け捕り手【セレスアルカ】
ユーグ副団長、団長様はまだっすか?
え?
バルトさんの仕事を手伝え?
まぁ、やることないからいいっすけど。
お初っす。
バルトさん!自分はメリーダ小隊の新人っす。
例の遺物の受け渡しっすか?
了解っす!
は?受け渡し場所は地下水路?
(絶対嫌だ!絶対嫌だ!絶対嫌だ!)
りょ、了解っす。
旧市街から、、、
うっ、臭い(;~∧~;)
いくら敵からの目を避ける為と言っても、ここはないっす。
しかも、バルトさん、女子の自分に行かせるとか、嫌がらせにも程があるっす。
まぁ、行きますけど。
ホントに嫌!
うぅ、ホントに臭いっす(T_T)
テンプルムナイトになって一番嫌な仕事っす。
しかも、王立機関の仕事ならエスタードナイトがやるべきっす(#`皿´)
ん?人影が見えるっす!
いたっす。意外とすぐにみつかったす。
どうも、統合騎士団の新人っす。
て、あ、どっかで会ったことあるっすね。
え!
超多忙を極めてるから覚えてないっすか?
英知と知識の番人、天の遺物とコアの精髄を見極める者の探求処の首席研究員?
長いっす。
王立コア研究所の所長、モリス博士ですね。了解っす。
ランベール団長からの直接の依頼何すか。
ふむふむ、正体不明の怪人から運搬業者が度々襲撃を受けているんすね。
博士は大丈夫なんすか?
簡易決解装置があるから大丈夫なんすね。
了解っす。統合騎士団の皆によろしく言っとくっす。
それではっす!
(こんな臭いとこから早く出たい(`へ´メ)
さっさと出るっす。
ん?悲鳴?
爆発音?
え、ええと、もしかして襲撃?
い、いや、この場合は本部に報告が先っすね。
第四章 王都 第5話 遺物の受け取り手
つづく